幹整体院

はじめに

こんにちは。

conditioning salon幹整体院、院長の一ノ瀬です。

皆さんはこんな経験がないですか?

偏頭痛持ちで、よく頭が痛くなる。

夜眠りが浅く、何度も起きてしまう。

トイレが近いと感じる。

お腹を下しやすかったり、詰まりやすい。

このような体の異変が感じられたことがある方は多いのではないでしょうか?

もしかすると自律神経が乱れているかもしれません!!

そこで今回は自律神経についての解説をしていきたいと思います。

自律神経系ってなんだろう?

自律神経とは

自分の意志とは関係なく、神経自ら、体を調整してくれることを言います。

例えば、心臓停めたり、食べすぎてしまった時に消化を早くしたりというコントロールを自身で行える人はいませんよね?

こういった自分の意思でコントロールできない体の様々な調整を行なってくれているのが自律神経なんです。

その自律神経には大きく分けて交感神経と副交感神経があります。

ここからはその二つの神経がどのような役割を担っているかそれぞれ解説していきます。

交感神経(自律神経)

まず、交感神経と副交感神経は正反対な働きをしています。

交感神経が70%働いていれば、副交感神経は30%働いており、交感神経が優位な状態です。

逆に言えば交感神経が20%の時は副交感神経が80%と副交感神経が優位な状態になります。

このようにして二つの神経はお互いにバランスを取り合うことにより健康状態を維持していることを拮抗作用と言います。

では交感神経とはどのような時に働いて、体に対してどのような作用をしてくれるかを説明していきたいと思います。

交感神経の働き

交感神経とは一言で車のアクセルのようなもので活発な時に出ている神経です。

どう言う状態の時に体が交感神経優位なのかとご説明します。

活動をしている時や、緊張している時、またストレスを感じている時が交感神経が優位になっています。

例えば、仕事で大事なプレゼンがある、苦手な上司の方と営業回りがある、上司や監督などに怒られた、激しいスポーツをしている時など頭がONの状態の時に作用します。

適度な緊張感、ストレスなどで有れば、まわりの状況に応じて素早く反応できる、自分自身の中で頭の回転や体のキレが最高な状態であることが多いです。

また、皆さんも感じたことがあると思います。過度の緊張感、ストレスを感じている時は交感神経が最高潮になっている状態です。自分のキャパシティーを超えてしまっています。それにより、頭の中が真っ白になってしまい自分の考えや言葉が出てこなかったりします。運動開始時いつもより息切れがすると感じたりと、体にとってのちょっとした変化が起きます。

さらに細かく説明していきましょう。

交感神経優位での体への変化

緊急事態に交感神経が最高潮になることによって、体が反応します。

心拍数を増やして、心臓の動きを活性化させます。それにより呼吸がしやすくなるように気道を広げます。

蓄えられたエネルギーが筋肉に大きく作用し動きが俊敏になります。

緊急時にあまり必要とされていない機能の消化や排尿、などの動きを低下させる働きがあります。

副交感神経(自律神経)

副交感神経とは交感神経とは真逆で、ブレーキのようなものであ基本時にゆったりとしている時に出ていることが多い神経になります。

基本的にリラックスしているとき、睡眠をとっている時、体を休ませている時などに分泌されます。

心も体もストレスがかかっていない時に副交感神経が優位になっています。

副交感神経優位での体の変化

副交感神経が活性化すると、筋肉がゆるんで血管が広がることによって、心拍数はゆっくりにまります。それによって血液循環がよくなります。筋肉のなかには、血管、リンパ、神経が通っています。血液の流れが良くなると、全身に、栄養素、酵素、体温が全身に送られます。

リンパも血管に沿って多く分布されるため、血液循環の影響を受けます。老廃物や疲労物質を排泄してくれて、浮腫み防止にも影響しているのです。先程、副交感神経が優位になると筋肉が緩むとご説明しました。筋肉を支配している神経の圧迫がなくなり、神経の流れが良くなります。寝ている時などに体の異常が脳に伝わりやすくなります。それによって、脳からの修復の指令が、怪我などの損傷部位に反応して回復を促してくれます。

しっかりと良い睡眠をとることによって疲労回復効果が早くなります。

また内臓が活動的になり体の調子を安定させてくれる機能があります。

どのような作用かと言うと胃、小腸、大腸では副交感神経の亢進により、消化液が増加されます。それによって胃、小腸、大腸の蠕動運動が、活発になり、消化を促してくれます。

それによって腸内環境が良くなり、お通じがとてもよくなります。また肝臓ではグリコーゲンが合成、貯蓄してくれる働きがありエネルギーを蓄えていざという時に取っておいてくれます。

副交感神経では回復に努めてくれるとても人にとっては重要な神経になってきますね!

ひとこと

自律神経はその時の環境や生活習慣で大きく変わってしまいます。

自律神経が乱れていると感じてしまっている方は時には休む事も大切です。

オンとオフをうまく使い分けられるように心がけてみましょう。

次回のブログは自律神経が乱れてしまうとどのような症状などが出てしまうかなどをご紹介したいと思います。

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