腰痛の本当の原因は“姿勢と骨盤”にある

腰痛の本当の原因は“姿勢と骨盤”にある｜幹整体院が解説する根本改善の考え方（前編）

腰痛は「湿布で様子を見る」「マッサージで一時的に楽にする」だけでは改善しないケースがほとんどです。しかし原因がはっきりしないまま悩んでいる人も非常に多いです。
実際に、整形外科のレントゲンでは異常がなく、また薬を飲んでも痛みが戻ってしまうという方も少なくありません。

つまり、多くの腰痛は 骨・神経の問題ではなく「姿勢と骨盤のゆがみ」による筋肉バランスの崩れ が原因になっています。

そこで今回の前編では、まず「腰痛が起こるメカニズム」を、整体の専門目線でわかりやすく解説します。

腰痛の80％は「姿勢の問題」から起こる

腰痛の根本原因の多くは、筋肉や関節に余計な負担をかけている“姿勢の崩れ”です。
しかし、姿勢が悪いと言われても「どこが悪いのか」「どんな影響があるのか」までは意外と知られていません。

猫背になると背中が丸くなり、骨盤も後ろに倒れます。すると腰の筋肉が常に引っ張られ、結果として
朝起きた時の腰痛、長時間座った後の痛みが起こりやすくなります。

一方で、女性に多いのが“反り腰”。
お腹が前に出て、腰だけが強く反る状態です。
この姿勢は腰椎に強い圧力が加わり、さらに周囲の筋肉が緊張して痛みが出ます。

さらに厄介なのが「左右差（傾き）」です。
例えば

つまり “姿勢＝骨盤の位置関係” と考えると、根本改善が見えてきます。

姿勢が悪くなる原因のほとんどは、実は“骨盤のゆがみ”にあります。
しかし骨盤のゆがみは自分では気付きにくく、さらに放置すると

長時間座る仕事の人に多く、腰の筋肉が慢性的に引っ張られます。
結果として、朝の腰痛や立ち上がりでの痛みが増えます。

反り腰・太ももの前側が張りやすい人が該当します。
腰椎が圧迫され、立っているだけで腰が疲れてきます

足を組むクセがある人に特に多く、腰の片側だけに強い負担がかかります。
つまり「片側だけの腰痛・お尻の痛み」が出ている人は、この可能性が非常に高いです。

後半では、幹整体院が実際に行っている“根本治療の流れ”と、他院との違いを徹底解説します！